はじめての木版画


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はじめての木版画

木版画は ひとつひとつ大切に行程をすすめよう 

 

 

小学校4年生の図画工作の時間に、木版画を学習します。

2年生や3年生の時に、紙版画やステンシル版画・ゴム版画を経験しておりますが

木版画は完成までに、いくつかの行程があります。

じっくり取り組めるよう ひとつひとつ大切に進めていく必要があります。

 020001b[1].jpg

 

 

下絵をしっかりかこう 

 下絵は一度 画用紙に描いてそれを転写してもいいですし、直接版木に描いてもいいです。

できあがりを予想しながらマジックぬりをします。

彫る所はマジックをぬらないようにします。

残す所にしっかり黒く色をぬっておくと安心して掘り進めます。

なお、顔や手などのように白と黒の混ざった部分はぬらないようにすること。)


下絵にしっかり時間をかけて準備をすることがまずは大切です。仕上がりにちがいがでます。

■注意すること 

※刷り上がり時は 左右反転しますので 文字などを彫る際には 気をつけてください。

 

 

 

彫刻刀の種類を覚え 正しく使って彫ろう

 人物などを描いている場合は、どこから彫るといいのでしょうか

 はじめて彫刻刀に触れるこどもたちにとって 正しく扱い慣れることを考えると、まず背景などの広い範囲からはじめて だんだん細かいところを彫るのがおすすめです。

 そして彫刻刀には 種類があります。

 horio2[1].jpg

 平刀…表面を平らにしたりボカシの効果を出すことができます。

切り出し刀…切り込みを入れたり不要な面を彫りとることができます。

三角刀…鋭い線や独特の表現を出すことができます。

中丸刀…丸い溝やいらない部分を彫りとることができます。

小丸刀…細い丸の溝や細かい部分を彫りとることができます

 

丁寧に刷っていこう


木版画のできは,下絵40%,彫り20%, 刷り40%の割合で決まります。

最後までしっかり丁寧にがんばりましょう。

細かいみぞに彫りくずがつまっていては,インクが混ざって細部の表現ができなくなります。

インクづけとバレンこすりについては

ローラーは,むらがなくなるまで前後左右によく動かし むらなくインクをのばすこと が大切です。

バレンは,版木の中央をしっかりこすり,その後,外へ外へとこすります。

カは真上からかけましょう。

和紙にインクが写ったら 完成です。ゆっくりめくって 乾かしましょう。

 これで完成です。

★まとめ  版画をつくる3つのポイント ★

 

1 まずは下絵をしっかりかくこと

2 そして彫刻刀を正しく使って彫ること

3 最後は丁寧に刷る

 

 

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