聴診器のしくみと 観察ができる教材 


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聴診器のしくみと 観察ができる教材 

聴診器で小さな音を 聞いてみよう

どんなふうに聞こえるだろう

 

 子供たちがなりたい職業で トップにくるのがお医者様です。

そして この夏 とても人気となった教材が聴診器でした。

夏の自由研究にも用いられたことを考えると

「コード・ブルー 〜ドクターヘリ救急救命」のドラマもあるのかな?と思いました。

 

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風邪をひいた時など この聴診器を当てて お医者さんが診察用具として使っています。

自分では聞いたことがない分 どんなふうに聞こえるのかとても興味深いです。

 

 

 

ダブルタイプ 聴診器。

お医者様といえば 聴診器というほどイメージの強いものです。

ダブルタイプというのは、

聴診器の先端が 

●ダイアフラム・・・・・高音を聴くのに適しています。

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●ベル・・・・・・・・・・・低音を聴くのに適しています。

kyouzai-j_a094716_1[1].jpgの2つを使い分けることができるようになっているからです。

 

【聴診器の歴史】

聴診器の歴史は、1816年、フランスのルネ・エランネック医師が発明しました。

子供が木の棒の端に耳をあてて遊んでいるのをみて、聴診器のメカニズムを思いつきました。

それまでは、直接 皮膚に耳をあてて、音を聴いていたのです。

当時の聴診器は、一本の筒型の木でできた単純なものでしたが、聴診器による聴診は、従来のものに比べて、はるかに確実であったことから世界中に大きな反響を呼びます。

その後、ドイツのトラウベ医師がより大きく音を聴くために患者にあてる部分を大きくした じょうろ型の聴診器を開発し、1829年には、胴体の部分がゴム管となります。

 

【聴診器のしくみ】

聴診器の基本的な仕組みは、皮膚に直接あてる部分(チェストピース)で音を拾い、その音を分岐したゴム管を通じて両耳に伝えるというものです。

 

【聴診器の名称】

●チェストピース 
皮膚に当てる部分。

●ベル

ラッパ状になった集音部分のこと。聴診器の形の原点で全ての周波数の音が聞こえるので心音、過剰心音、心雑音、血管音などの低音を聴くのに適しています。皮膚にあてる時に冷たくないよう、ゴムのリングが金属製の円形部を囲んでいるものが多いです。

●ダイアフラム
集音のためにチェストピースに張られた膜のこと。
●ゴム管
チェストピースと耳管をつなぐ管のこと。
●耳管
左右の耳に当てる屈曲した金属管のこと。
●イヤピース
耳管の先端に付く耳に挿入する部分。

 

kyouzai-j_a094716_3[1].jpg

 

 

※注意!

医療器具ではありません。観察教材です。

大きな音を聴かないでください。

 

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