限定 復刻版 「ほんとのクレパス」


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限定 復刻版 「ほんとのクレパス」

 

1925年に日本で生まれたクレパス。

昭和初期に販売された『ほんとのクレパス』復刻版の限定品です。

 

レトロパッケージの「ほんとのクレパス」

蓋がパカっと開いて とても使い勝手がいいです。

現在 多くのメーカーより クレパスやクレヨンが発売されていますが

ひけをとらない良さがあります。

クレパスの硬さもちょうどよく発色もいいです。


蓋裏の但し書きはこのような表記があります。

「どの色もよくまぜてけっしてにごらず、ぬった上にいくらでも色が重なります。」

決してにごらないというところに 惹かれます。

昭和初期のクレパス復刻版。 懐かしいデザインと確かな品質の16色セットです。

今も昔も変わらぬ、描く楽しさを… “ほんとの”ってどういう意味?


ほんとのクレパス16色 復刻版

 

発売当時、クレパスは棒状絵具の大革命と言われ、瞬く間に人気商品となりました。


しかし、それと同時にクレパスの粗悪な模倣品が出回り、人気商品ゆえの問題が出てきたのです。

そのため、オールシーズンタイプへの改良と同時に、セット箱や巻紙に“ほんとの”という文字を入れた「ほんとのクレパス」を販売するようになったのです。

ほんとのクレパス16色 復刻版

 

オールシーズンタイプへの苦労

クレパスはヤシ油、硬化油など油脂類を使用するので、寒暑の影響を受けることが多く、四季一定の硬度を保つことは非常に困難です。

そこで、「かたい・夏用」「やわらかい・冬用」として二種類のクレパスを製造、発売したのですが、当時の流通は代理店から問屋へ、また小売店へ、さらに消費者にと販売ルートに乗っているうち、一部に時季ズレが生じ、折角の苦心も逆の結果になりました。

夏に買った硬性のものは冬に一層かたくなって使いものにならず、冬に買ったものは夏には溶けてやわらかすぎるという苦情が続出したのです。

製品の流れの時間を入れなかった最初の大失敗により、時季ズレの製品が続々と返品されてきます。

その後、寒暑の影響を受けることの少ないクレパスをつくることに精魂を傾け努力を続け 夏冬ともに使えるクレパスが誕生しました。

それが昭和三年六月一日からの発売となりました。

 

 

クレパスとって大革命ですね。

さまざまな文具用品や教材には 独自の歴史があります。

特に文房具というものには アイデアや技術が数え切れないほど隠されています。

文具用品の魅力はそういったものにもあるのだと思います。

どんどん便利になるその影には、メーカーの技術の向上と使い手のアイデアがつまっています。

 

復刻版「ほんとのクレパス」をぜひ使ってみてほしいと思います。

そして 今のクレパスと比べてみてはいかがでしょうか?

 


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