メイドインジャパン 日本製の木製パズルの本 かぐやひめ


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メイドインジャパン 日本製の木製パズルの本 かぐやひめ

お話とパズルが一緒になった 

すべてが日本製の知育玩具 

 

 

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【木製パズル絵本(かぐやひめ)】

 

【木製品の持つ、あたたかみ】

 

それこそが、日本人が本来合わせ持つ心のあたたかさであると私たちは信じています。

 

古来より木製品そのものが日本人の文化として定着してきたのは、その心のあたたかさがあったからです。

 

この木製パズル絵本は木製品のあたたかさを通して子供たちの知能的発達や学習的発達を促進させます。

 

 

 

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この木製パズルの 本のお話は 「かぐや姫)」という有名な昔話です。

 

本当の題名は『竹取物語』といいます。

だれが書いたのかよくわかっていませんが、なんと、日本でいちばん古い物語だといわれています。

 

この物語が書かれた、今から千年以上前の平安時代。当時は印刷機もコピーもないので、おもしろい物語は手で書き写して、一冊の本をみんなで読んでいました。

 

 

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『竹取物語』も、こうして一文字一文字書き写されて、千年の時をこえて今につたわっているのです

 

今は昔、竹取の翁といふものありけり。

 

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造(みやつこ)となむいひける。

 

その竹の中に、もと光る竹なむ一筋(ひとすじ)ありける。あやしがりて、寄(よ)りて見るに、筒(つつ)の中光りたり。それを見れば、三寸(さんずん)ばかりなる人、いと美しうてゐたり」。

 

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現代文に直してみるとこんな感じです。

 

かつて、竹取の翁(おきな)と呼ばれているおじいさんがいました。

野や山に分け入っては竹を取ってきて、様々に細工をして生計をたてていました。名は、さぬきの造(みやつこ)といいます。

ある日 おじいさんは、根元から光を放っている竹を一本、見つけました。いったい何だ、と思って近づいてみると、竹の内側が光っているのでした。おじいさんはその光る竹を切ってみました。

すると、十センチにもみたない小さな人が、じつにかわいらしい様子で光のなかにすわっているのでした。

 

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かかるほどに、宵うち過ぎて、子(ね)の時ばかりに、家のあたり、昼の明さにも過ぎて、光りたり。

望月(もちづき)の明さを十合はせたるばかりにて、在る人の毛の穴さへ見ゆるほどなり。大空より、人、雲に乗りて下り来て、土より五尺ばかり上がりたるほどに立ち連ねたり。

内外なる人の心ども、物におそはるるやうにて、あひ戦はむ心もなかりけり。嫗(おうな)いだきてゐたるかぐや姫、外にいでぬ。

えとどむまじければ、たださしあふぎて泣きをり。

 

 

現代文に直すと

そうこうするうち、宵は過ぎて真夜中になりました。翁(おきな)の家のあたりが、真昼よりもあかるい光に満ち、まるで満月のあかるさを十あわせたようなありさまになりました。居わせた人の毛穴まで見えたほどです。

大空から人々が、雲に乗っておりてきて、地面から五尺ほど浮いたところにふわふわとならびます。

これを見ると、家のなかにいた人も外にいた人も心が何かに呪縛されたようになり、戦おうとする気持ちもなくなっていました。

翁の妻は、抱きしめていたかぐや姫がするりと抜けでてしまったので、とてもひき止めることができず、ただ仰ぎ見て泣いています

 

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