リスニングできる 小倉百人一首 かるた教材


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リスニングできる 小倉百人一首 かるた教材

聞いて覚える百人一首

ひとつひとつの句にかくされた 背景を感じよう

豊かな日本のことばを 感じてほしい教材

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はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま

上の画像にあるように 右側に見えている かるたの 一句です。

漢字を用いると このようになります。

春過ぎて 夏来にけらし白妙の 衣干すてふ天の香具山

そして この意味は

もう春が過ぎて 夏が来てしまったようです。

天の香具山に あんなにたくさんの白い着物が干されているのだから。

持統天皇が読まれた一句です。

日頃の忙しさがうかがえませんか?宮殿の中で常に仕事をされているのでしょう、ふと外の山をごらんになった時に あら?っと 季節の変わりをみることができたのだと考えますね。

 

 

 

では左側の

あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わかころもては つゆにぬれつつ

漢字を用いると

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ

秋の田んぼのそばにある小屋は、田んぼの番をするために仮に建てられたものだから

苫(屋根の編み目)が荒くて、すきまだらけで わたしの衣の袖が、夜露にぬれてしまっているよ。

 

という句は 天智天皇が作ったものと言われています

天皇が 田んぼのそばの小屋にきたのかな~ 夜露ってことは 時間的にも夜だし??

 

などと 一つの句から 季節 時間 背景が絵になって頭の中にイメージしますね。

たった 何文字かの世界に どれだけの広さや深さが隠れているのかと思うと 日本語のすばらしさを実感することができます。 

 

 

 

小倉百人一首について

 

『百人一首』とは、100人の歌人の歌を1人1首づつ選んだ歌集のことです。


平安時代末から鎌倉時代前期にかけて活躍した歌人・藤原定家が選んだとされています。

江戸時代に絵入りの歌かるたが誕生すると庶民に広がり、現在では札を取る速さを競う「競技かるた」でもおなじみです。

 

 

 

全部を一度に覚えるのは 大変です。

ひとつずつゆっくり意味を知り 情景をうかべていってみてはいかがでしょうか?

それから やはり 聞くことが強い味方になります。

CDで聞くことができますので ぜひ聞いてみてください。

いつも聞いておくだけで 自然に頭に入ってきますので 楽に覚えることができます。

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教材 国語 百人一首・CD付き

 

 

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