恐竜３Ｄポストカード　マイアサウラの子育て

３Ｄポストカード（マイアサウラの子育て）で学ぼう

この3Dアートは、日本の芸術人たちが結集し本物そっくりのジオラマを一点一点手作りで製作しました。製作されたジオラマをよりリアルに見せるために、複数の角度から撮影された日本の芸術と技術を表現した最高級レベルのものです。

一般的に3Dアートは、いくつかの印刷物を重ね合わせているため、全体的に画像がぼやけていますが、この3Dはフィギュア一つ一つ全て立体から作られています。
覗き込むと細部までの映像や正面からは見えない影があるのがよくわかります。

実際に手にとって見ると、3Dの素晴らしい奥行が味わえます。

☆マイアサウラ

マイアサウラ は、中生代白亜紀後期の北アメリカ大陸に生息していた鳥脚類の恐竜です。恐竜の中では初めて、子育てを本格的に行なっていたという可能性が指摘された為、「良い母親トカゲ」という意味の名がつけられました。

体長は8-9m。

植物食に適化した無数の頬歯をもっています。

マイアサウラの巣は、地面に掘られた直径1m、深さ50cmほどのクレーター状の穴です。

穴の中には20 - 25個ほどの卵があり、親は体重が数トンに達するため卵をかかえることはせず、ツカツクリのように草が発酵する際の熱で温めていたのではないかと考えられています。

孵化後、子供は生まれてから体長1mほどに成長するまで中で暮らしていたと見られています。なぜならば、巣の中にあった卵の殻は全て粉々に踏み砕かれており、巣から出る事も出来ない孵化後間もない子供の歯に摩耗が見られていることから　親が餌を与えていたと考えられます。

現生の哺乳類や鳥類のような子育てをしたはっきりとした証拠が発見されたマイアサウラは、デイノニクスとともに恐竜恒温動物説を支持するものとされました。

子供たちに送るものとして　このような教材があることをぜひ知ってもらいたいです。

このカードから　恐竜に興味をもつことで　地球の歴史や年代につながったり　生物学であったり、また　３Ｄという技術のことへと　関心が広がっていくのです。

私たち大人が　子供の時に出会ったものが　今現在　力　になっているように。