【生物の観察】ダンゴムシの生態を観察できる教材セット(天才を育てるための理科実験教材 その24)


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【生物の観察】ダンゴムシの生態を観察できる教材セット(天才を育てるための理科実験教材 その24)

アリの観察セットや

古代カブトガニの飼育セット

マジカルシュリンプの観察セットが教材として人気をあつめていますが

この春から新しい観察セットが追加されました。

 

 「ダンゴムシ習性観察セット」 です。

 

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誰もが一度は あのさわると丸くなる ダンゴムシを手にしたことがあると思います。

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本当にきれいに丸いです。

すきまがありません。精密機械のごとくです。

 

そうそう ダンゴムシのこと‥どれだけ知ってますか?

●ダンゴムシの住処は?

●ダンゴムシの好きなえさって?

●ダンゴムシの一生って?

●ダンゴムシの生態?

改めて考えると丸くなる以外全然知らないかもです。

 

  ダンゴムシ観察教材セットはこちらです。

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オリジナル迷路が簡単につくれるようになっています。

白い砂が乾いたら適度に湿らせてあげて下さい。ダンゴムシは湿ったところが大好きです。

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だけど なんで迷路なの?と思ったのですが それには秘密が!

ダンゴムシの能力のすごさ。

  

 

ダンゴムシと迷路のなぞについて

 

動物に迷路を通り抜けさせる実験を迷路実験といいますが、普通は多くの回数をこなして学習をさせなければ成立しないものです。

脊椎動物以外で複雑な迷路を覚えられるものはほとんどないのですが、迷路に入れられたダンゴムシは一発で通り抜けられる能力を持っているのです。

実は、ダンゴムシには進行中に壁にぶつかると左へ、次は右へ(あるいは右へ、次は左へ)と交互に曲がっていく習性があるのです。この行動は「交替性転向反応」といい、左右に交互に曲がる事で天敵から逃げられる確率を高めているといわれています。短い距離で交互に左右に曲がれば抜けられる迷路ならば、ダンゴムシは学習なしで通り抜けられるということです。

 

ダンゴムシのからだ

 

ダンゴムシの頭部には1対の触角があります。

胸部には7対の歩脚があり、腹部は6節からなります。

背面は丸く盛り上がっていて、腹面は平らで、刺激を受けると、腹面を内側に丸まり、ほぼ完全な球形になります。防衛と体表からの水分の蒸発をふせぎます。

この球形の姿は敵に対する防御の姿勢と考えられていて、アルマジロなどとの平行進化の例です。

 

ダンゴムシの生態

背中に黄色い模様があるのがメスです。模様のないのがオスです。

ダンゴムシは世界に分布していて、人家周辺や庭先、畑などで見ることができます。石灰質の土壌を好みます。

主に落ち葉や雑草などを食べて育ちます。

幼虫は7回ほど脱皮して成虫になります。小さいうちは1週間おき、大きくなると1ケ月おきに脱皮します。成虫になるまで約1年かかります。

 ダンゴムシの脱皮について

脱皮は7〜10日ほどかかります。始め後ろ半分を脱ぎ、脱いだ殻を食べて前半分も続いて脱皮します。脱皮に失敗すると亡くなることも多いようです。寿命は約3年〜5年。死骸になると、カビに覆われて分解され、土になります。

 

【生物の観察 ダンゴムシの習性観察セット】

 

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